事業紹介
ベクトル・ジャパンならではの、技術力と対応力
上下水道施設、オフィスビルやマンション、集合住宅など幅広い建築物を設計し、
年間500棟超の実績を誇るベクトル・ジャパンの事業内容をご紹介します。
建築構造設計
安心・安全で美しく使いやすい空間を、
経済設計で実現
安心・安全で美しく使いやすい空間を実現するために、どのような材料を選び、配置するかを判断するのが、建築構造設計です。地震・強風・積雪等の自然現象から身を守る構造であると同時に、経済設計を目指し、多角的な視点から最適な建物を設計します。
設計の際は、建物の用途や規模・コスト・工期などを総合的に判断して、最良な建物の構造種別(S造・RC造・SRC造・CFT造など)を選定。構造計算においては、従来の設計法である許容応力度法、保有水平耐力計算を用いた設計に対応するのと同時に、時刻歴応答解析などの高度な技術も取り入れています。
新築建物の設計や既存建物の耐震診断・耐震補強設計など幅広く実績をあげています。
世界に3拠点。
総勢40名の設計者が対応。
東京、君津、大連の3拠点に事務所を構えており、多くの設計者が在籍しているため、複数棟の同時進行が可能です。
これまでオフィスビルやマンション、集合住宅など数多くの建物を設計してきました。
また、社内システムで1案件ごとの進捗状況を見える化し、工期厳守を徹底しています。
お客様の声(一部)
- 病院耐震診断業務(ゼネコン)
- 判定委員会でいろいろと追加検討の要望がありましたが、迅速かつ正確に対応いただきました。ありがとうございました。
特に良い点としては、途中途中の経過報告が適切な時期にあり安心できました。
- 構造図書作成業務(ハウスメーカー)
- 以前の構造事務所では、追記箇所や不足図面を多く準備しなければいけませんでしたが、御社の完成品では、審査機関からの指摘も少なくスムーズに申請対応することができました。今後ともぜひよろしくお願いいたします。
- 立体駐車設備構造
実施設計業務 (建設会社) - 短納期での対応に加え、確認機関の質疑に緊急対応いただきありがとうございました。
- 移動通信用施設
構造検討業務(建設コンサルタント) - 打ち合わせ時に、事前に資料に目を通して頂いていた事、フォーマットのない今回の業務に柔軟に対応して頂いた事等、大変感謝しております。
土木構造設計
上下水道施設をはじめ多様な構造物を、
最新の解析手法で構造設計・耐震診断します。
上下水道施設、ダム・河川施設、鉄道施設、道路施設、エネルギー施設(電力・ガス 他)、空港施設など、多様な構造物に対応しています。なかでも、上下水道施設は約30年の実績を誇り、数多くの構造物の設計を手掛けてきました。
構造計算では、従来の設計法である許容応力度法、限界状態設計法を用いて設計。多様化する最新の解析手法も取り入れ、新設構造物の設計や既存構造物の耐震診断・耐震補強設計など、幅広く実績をあげています。
複合構造物の設計に対応。
建築構造物の地下部に水槽を有する「複合構造物」も設計しています。地上部を建築基準法で定められた建築基準で設計し、地下部を土木基準(※)により設計することで、各々の耐震性能を充足させます。
(※道路橋示方書・コンクリート標準示方書・下水道施設耐震計算例・下水道施設の耐震対策指針・土木構造物共通示方書・水道施設耐震工法指針など)
3次元で業務を効率化。
合理的かつ経済的な設計を実現。
土木施設の設計では、CIM(Construction Information Modeling)を実現するソフトを用いて3次元モデルを作成し、配筋図の作成や躯体数量計算などの業務を効率化。設計においては、基準・指針が意図するところを的確に判断し、当該地域の条件等も十分考慮の上、合理的かつ経済的に設計しています。
お客様の声(一部)
- 調整池耐震診断業務(建設コンサルタント)
- 数年ぶりに仕事をお願いしましたが、仕事のスピード、報告書の内容ともに満足いく内容でした。
- 配水池耐震補強
詳細設計業務(建設コンサルタント) - 技術的内容や、成果に対する弊社からの要望に何度も対応していただいた点に満足しております。
- 水処理施設の増設の
詳細設計(建設コンサルタント) - 担当者の対応について満足している。またぜひお願いしたい。
- 配水池変更設計業務(建設コンサルタント)
- 迅速かつ柔軟で的確な対応でとても助かりました。成果品も問題なく、業務を円滑に進めることができました。今後も機会があればご協力をお願いしたいと思っております。
構造解析
最新の構造解析プログラムを活用し、
大規模公共施設を最適設計。
構造解析は、様々な力の作用による構造物の変形や応力を求めるために行う、構造設計には欠かせないプロセスです。解析結果によって、部材の厚さや形状の決定、想定される負荷の下での安全性を確認します。
ベクトル・ジャパンでは、浄水場などの大規模公共施設に対して、最新の構造解析プログラムを利用し、地震時の構造物の損傷リスクを数値化・可視化することで、危険箇所の提示、適切な設計をご提案します。
3次元FEM解析や非線形解析など、
様々な解析手法に対応します。
ボックスカルバートの震度法や応答変位法に対応した2次元フレーム解析、円形水槽や板要素を用いた複雑な構造物などの3次元FEM解析に加えて、非線形解析にも力を入れています。
さらに、下水道施設耐震計算例にある耐震性能に対する解析だけでなく、時々刻々と変化する加速度を与え、構造物の変形や応力の応答を得る時刻歴応答解析(動的解析)にも対応。地盤と構造物を一体でモデル化することにより、地盤が構造物に与える影響を確認できる地盤連成解析で、より複雑・詳細な条件での設計も可能です。
これらの様々な解析手法で、構造物の多様な条件を的確に再現でき、より安全かつ経済的な設計を実現します。
BIM
Autodesk Revit を27セット導入。
国内屈指の保有数。
弊社ではAutodesk Revitの研究開発を、2014年から進めてまいりました。現在では設計のすべてを3次元で行っており、年間3000枚の配筋図・構造図を作成しています。
なぜ3次元なのか
ミスや違算が許されない状況で、設計者不足や現場における施工技術力の低下は深刻です。我々は、それを解決できる方法が”3次元による設計”だと考えています。
3次元モデルをクラウドにあげることで、設計初期の段階から関係者(意匠、構造、設備等)と情報の共有ができ、形状の確認が可能です。また、整合の図れた2D図面を出力することが容易となります。各担当者が共通認識のもとレビューを行うことで、大きな手戻りをなくし、短納期かつローコストで完結することができます。